携帯電話の歴史
1979年の自動車電話が日本で移動可能な電話機が初めて実用化された年です。
このとき採用されたのは、現在の携帯電話機と同じセルラ方式を採用していた。
1987年にNTTが日本で初めて携帯電話のサービスを開始した。その間自動車電話は、小型化、軽量化されて行きます。
1988年には日本移動通信(IDO)が、
1989年にはセルラーグループがサービスを開始し、日本での携帯電話事業が本格的にスタートしました。
当初はアナログ方式で、電話機もレンタル方式で、月額料金は2万3千円で、
一般の人が気楽に利用する金額ではなかったです。
その後、電話機の小型化がすすみ、通話料金も徐々に安くなるにつれて加入者数が次第に増えていったのです。
1993年にはNTT移動通信網(1992年にNTTより独立)が、加入者数が増えるにつれて周波数が不足する恐れが生じてきたため、デジタル方式の検討が開始され、PDCシステムによるデジタル方式のサービスを開始した。
1993年の同年には、携帯電話機の販売が自由化され、デジタルホングループ、ツーカーグループもサービスを開始して、携帯電話機は若者を中心に急速に普及していきました。
携帯電話の歴史の中でも、その重さは驚くほどのスピードで変化していきます。
1987年の時のNTTの携帯電話機は750グラムほどであったのです。
1991年ではNTTより230グラムの「ムーバ」(登録商標)が実用化されます。
1996年秋には大きさが100cc、重さが100グラムを切る「デジタルムーバ」が販売されて小型軽量化されました。
しかし小型化、軽量化はこれで終わりませんでした。
その後も小型軽量化が進み、現在70グラムを切るものも現れているのです。
現在の携帯電話方式はPDCシステムと呼ばれるデジタル方式が主流でで。
21世紀を見すえた次世代携帯電話方式が日米欧それぞれで開発検討されている。
将来は人工衛星を使用して携帯電話同士で国際電話をかけることも夢ではなくなっている。